2019年11月13日
責任分岐点とは、電力会社と需要家の責任範囲を分けている場所のことをいいます。
自家用電気工作物は、自主保安が原則となるため、責任の範囲を明確にすることがポイントとなります。
この責任分岐点の近くに、地絡保護継電器付きの高圧開閉器が未設置の場合は、波及事故などを防ぐことを目的とし、地絡保護機能付きの高圧開閉器を設置することをおすすめしています。
これらの高圧開閉器は、お客様側の設備で短絡・地絡事故が発生し...
2019年11月12日
▶地絡とは
電気が大池に接触した状態をいいます。本来流れる予定ではないところへ電気が漏れてします状態で大地に完全につながった場合や、とても小さな抵抗を持ったものを通して繋がった場合を地絡といいます。
▶地絡が発生したとき、どのようなことが起こるのか
地絡が生じると、感電事故や電力設備の損傷などを起こすことが多くなります。
▶地絡事故時
現象としては、感電系で人体的には感電による心肺停止等、人体に致命的なダメージを与...
お役立ちvol.6:地絡と短絡について
2019年11月11日
波及事故とは、高圧受電設備などで起きた事故が原因で、一般送電事業者の配電線から供給されているビル、住宅、工場、病院、銀行、交通機関などさまざまな範囲に広がる事故のことを言います。
電力会社から供給される電気は、何千世帯といったお客様に対して電気が送られています。
波及事故が発生すると、機器の損壊など自社の損失だけでなく、他社にも社会的に大きな影響を及ぼします。
▶波及事故の損害額について
損害額は1千...
お役立ちvol.5:波及事故の損害額について
2019年11月7日
こんにちは!西日本電協株式会社の山下でございます。
11月に入り、だんだん寒くなってきましたね。
先日、福岡市にあるテナントビルの初回点検に同行して参りました。
屋上にキュービクルが設置してあり、天気も良かったので点検日和でした♪
当社では、メインパートナーである「西日本電気保安協会」を中心に、その他「パートナー様」の全面協力のもと九州一円で受変電設備・発電設備の定期点検(月次・年次)を実施し、電...